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(東北を消費!2)福島県郡山と三春に桜を見に行きました

こんにちは。山下です。

先週に続いて、「東北を消費しよう!」第2回です。
(えらそうに言うほど消費はしていないのですが)
前回那須から白河に行った話を書きましたが、今回は、白河から郡山、三春と日帰りで行ってきました。

三春の桜をメインに、その道中いろいろ寄りながら行ってきました。
4月17日(日)早朝4時に起きて、まずは東京駅まで自転車で行き、そこから新幹線で新白河まで行きます。事前にヤフーの乗換案内で調べていて、6時20分の新幹線に乗るつもりが、時刻が違っていて、新白河に行く電車は6時12分に出たばかりで、次は7時12分でした。東北新幹線が一部復旧の暫定ダイヤでした。

※東北地方に行く場合の時刻はこちらで確認しましょう。(「当面の間の東北・山形・秋田新幹線の時刻表は…」をクリック)
http://traininfo.jreast.co.jp/train_info/shinkansen.aspx

いきなりつまづきましたが、気分的に早く北に行きたいと、とりあえず30分後の那須塩原行きの新幹線に乗って、那須塩原の駅のホームで30分ぐらい待って乗り換えて新白河に来ました。

さて、1週間前に新白河駅に来たときは復旧前で閉まっておりましたが、今日は通常通りに営業しています。
ホームから降りると、改札前に「白河関」のゲートが。「こんなはりぼてのような『白河関』でいいの?」と思いましたが、ゲートの下を歩きます。鳥居をイメージさせるせいか、通るといいことがあるような感じがするのです。

0白河の関
<駅の中の白河関>

改札を出たら「がんばろう東北!!」の大きな垂れ幕がありました。この後も、郡山に向けて自転車で走りながら、「がんばろう東北、がんばろう福島」と書かれた看板やポスターなどをたくさん見ました。
そして、駅の前には、松尾芭蕉像。「みちのく」に来たという感じがしてありがたみもあります。いつか「奥の細道」を自転車で行きたいと思いました。

1白河駅1
<「がんばろう東北」たれ幕>

2白河駅2
<松尾芭蕉像>

新白河駅前で自転車を組み立てて、9時前に出発です。
最初の目的地は、15キロぐらい先の矢吹町にある「新菊島温泉」です。
どこかの温泉に寄りたいと思って、探してここにたどりつきました。この温泉に書かれたブログをいくつか見たところ、「B級温泉」と書かれていました。
つまり、「お湯はいい(かけ流しでフレッシュ)」が、「建物や設備などは古い、でも安い」といった穴場の温泉のようです。お湯はアルカリ性でぬるぬるしていて最高とのことで、すごく期待が持てます。

国道4号線を北に向かいます。天気は先週とうって変わって気持がいい晴天。車はそこそこ走っていますが、日曜日なのでトラックが少なくて走りやすいです。ガソリンスタンドは、大体どこも普通に営業していてレギュラーガソリン150円/Lぐらいと東京と変わりませんでした。
途中、矢吹町に入ったところで、ENEOSのガソリンスタンドで掃除をしていた方に温泉の場所を聞いたら、「この先の4号線沿いの左側に看板があるよ」と教えてもらい、見逃さないように注意しながら進んでいたら、ありました。目立つ大きな「新菊島温泉」の看板が。
素晴らしいです。すでに看板からB級オーラを発しています。古いながらも、よけいな装飾が無いうえに、文字のカゲが後ろの白いところに映るような作りは渋いです。

3新菊島温泉看板
<国道4号線にある新菊島温泉の看板(北に向かって左側)>

そこから数百メートル、ありました。「新菊島温泉」。ちょっと痛んだ長い土塀の先に入口。このあたりもB級的ですが、建物はきれいでしっかりしています。旅館に入ったら旅館の息子さんと思われる少年が出てきて、300円を払って奥の温泉に向かいました。
設備とかは古くて傷んでいたりしているところはありますが、掃除をしていないような不潔な感じはありません。脱衣所も普通にきれいでした。
お湯への期待を高めながらお湯へ。脱衣所の先に数人用の湯船があり、その先の少し低くなった入口の先に50人以上は入れる大きな湯船があります。(女湯からは扉があって同じ広い湯船につながっています)地元の方と思われる人が7人ほど浸かっています。
お湯は湯船にどばどば注がれ、縁からはざーざー流れだしています。お湯は期待どおりに素晴らしいぬるぬる具合です。少し鉱物臭もして、温泉らしさを五感で楽しめます。温度もぬるめで長くゆっくり入るのにぴったりです。

4新菊島温泉外観
<新菊島温泉の旅館>

5新菊島温泉中
<写真は脱衣所から見た温泉。他の方がいたので中の写真は撮れませんでした>

ゆっくり浸かって、休憩場所で壁に貼っている説明などを読んでいたところ、近くの須賀川市から来たという年配の女性の方が脱衣所から出ていらっしゃって、「ここのお湯は本当に効くのよ。腰が痛くても3回も入れば治るのよ。飲むと体の調子がいいからいつも持って帰っているのよ」と言って、ペットボトルに何本か持っている温泉から、1リットルのペットボトルに入れたお湯をくださいました。湯船の近くに飲用のお湯が取れるところがあったようです。その後、自転車で走って、のどが乾いたらその温泉を飲みましたが、味もまろやかで飲みやすく、たくさん飲んでも大丈夫でした。(温泉は通常は少しずつ飲まなくてはいけない)。
ここの温泉は私にとってはA級です。必ずやまた来るでしょう。

さて、お肌がすべすべになって、筋肉もゆるゆるになって再び自転車を走らせます。
次に向かうは郡山市です。
道沿いに、あちらこちらで桜が満開になっています。遠方には頂に雪を載せた山々が見えます。

6釈迦堂川
<須賀川市の釈迦堂川の桜>

温泉から30分ほど走ると、郡山の市街地に入って行きました。
道が広くなり、車もたくさん走っています。すると道の先に「柏屋」という看板がかかったお菓子屋さんがありました。「柏屋」といえば「薄皮饅頭」ということで、休憩がてら寄ることにしました。「薄皮饅頭」を2つ買って、店内を見渡したところガラス張りの気持ちよさそうな食べるコーナーがあるではないですか。そこには、コーヒーや冷たいお茶なども置いています。とりあえず食べようと思い、座って食べていたら、名札に「研修中」と書いた女性店員の方が「飲み物はいかがですか」と聞いてくれました。この春の新入社員でしょうか。ありがたく、コーヒーをお願いしました。白河の「大黒屋」に続いての飲み物サービスです。
「素晴らしきかな福島県」と感激して、さらにみたらし団子を3本食べました。

※ちなみに私が行ったのは「香久池柏屋」です。喫茶スペースはこの店舗だけのサービスかもしれません。

7柏屋
<柏屋>

エネルギーを補給したところで、一路、三春町に向けて再出発です。
郡山駅前を通り過ぎて、少し行くと右折して、阿武隈山地の方に向かいます。
阿武隈川を渡る橋が、磐越東線と並んでいるのですが、蒸気機関車が走るのが似合いそうな歴史的な鉄橋です。

7+阿武隈川の鉄橋
<阿武隈川の鉄橋>

しばらく走ると三春町に入りました。名前のとおり、桜で有名な町です。
さらにしばらく走ると町の中心部に行きます。元々は城下町で、町の中心部は道路が広くキレイです。また、町役場の脇から山に沿って散歩道が整備されており、歴史資料館や多くのお寺があります。散歩道を少し歩きましたが、桜を始めとした木々に太陽の光がよく当たり、とても明るいのです。町全体が「明るい里山」という感じです。

8三春町中心部
<三春町中心部(左が町役場)>

9三春町の散歩道
<町役場の裏から始まる散歩道>

そこから桜の名所「福聚寺(ふくじゅうじ)」を目指しました。ここは枝垂桜(しだれざくら)で有名な大きなお寺です。玄侑宗久(げんゆうそうきゅう)さんという芥川賞を取った作家で、テレビや新聞でも意見を言われたりしている方が住職をされています。
行ってみたところ、枝垂桜の満開はまだでしたが、少しずつ咲きだしてピンク色に染まっていました。そして、きれいだなと思ったのが寺の裏山です。斜面に沿って、お堂や、お墓、そしてキレイな花や木々が華やかで、極楽浄土を思わせるものでした。

10福聚寺山門
<福聚寺山門>

11福聚寺垂桜
<福聚寺の枝垂桜>

12福聚寺桜つぼみ
<桜はつぼみ、4月下旬に満開か>

13福聚寺の庫裏
<福聚寺の裏山>

次に向かったのは、三春町が誇る「日本三大桜」と言われている「滝桜」です。今日のメインイベントです。5キロぐらい自転車を走らせたでしょうか。車が増えてきたなと思ったら、急に大きなすりばち状の公園があり、その真ん中に滝桜がありました。まだ、満開前のようですが、それでも枝が大きく滝のように流れ、ピンクに染まっていました。1本の桜でここまで雄大で存在感があるとは、さすが三大桜です。見にきた甲斐がありました。周りは遊歩道になっていて、裏山を散歩しながらも、滝桜を見ることができるようになっています。お土産屋さんもいくつかあって楽しめました。

結構たくさんの人がいたので、警備員さんに「たくさんの人がいますね」と言ったら、「今年はいつもの100分の1だよ。いつもだったら4キロも5キロも渋滞して、せっかく見に来ても駐車場に入れず、道路を車で通りながら見るだけの人もいるんだから」と言っていました。
車は多かったですが、渋滞までではありませんでした。

15滝桜
<滝桜>

14裏山から見た滝桜
<裏山から見た滝桜>

17滝桜の交通案内
<滝桜の交通案内>

13時すぎになり、お腹がすいてきたので、三春町に戻り、名物「三角揚げ」を食べることにしました。「三角揚げ」とは、三角形をした厚い油揚げです。売っていてその場で食べたりするところは無いかなと思って町を走ったのですが、売っているところはどこも売り切れです。

そこで、買うのはあきらめ、町役場の近くに「八文字屋」という食事処があったので、そこで食べることにしました。
私、実は油揚げや厚揚げには目がないのですが、ここの三角揚げは、間にネギを挟んだ三角揚げに甘めの味噌を塗って焼いたもので、香ばしくてはうまかったです。同じく三春名物のそうめん(ちょっと平べったい)や混ぜご飯や小鉢などもついて1600円。ゆっくりおいしく食事ができました。

18三角揚げ
<三角揚げが入った三春御膳>

そこから再び郡山に戻ります。次の目的地は、郡山の桜どころ「開成山公園(かいせいざんこうえん)」、そして近くにある「開成山大神宮」と名物の花見団子「源平団子」です。

余談ですが、もともと郡山は宿場町で、周辺一帯は荒涼たる原野だったのが、明治に入ってから安積疎水(あさかそすい)で猪苗代湖から水をひいて、国家的開拓事業を実施して、豊かな土地に変えました。福島県は、全国の都道府県で北海道、新潟、秋田に次ぐ米どころですが、郡山はその中でもお米の生産の中心地なのです。
神社は開拓事業の心の拠り所であり、公園は開拓を記念してできたものなのです。よって、周辺には安積開拓の開拓時代を伝える建物や資料館があります。

まずは、「開成山公園」へ。
途中、郡山の街中を走っていて、歩道がでこぼこになっていたり、ビルの壁の一部が崩れていたりという地震の被害の跡が多く残っていました。また、給水車が駅前に止まっていたり、援助に向かう自衛隊などの車を結構見かけたりしましたが、町全体としては普通に生活が大分戻ってきているように見えました。
「開成山公園」はちょうど桜が満開。多くの人がお花見をしていました。

20開成山公園
<開成山公園の桜>

そのあと、公園の隣にある「開成山大神宮」へ。伊勢神宮の天照大御神を分霊して祭ってあり、「東北のお伊勢さま」と称されているのです。行ってみたところ、確かに本殿などは伊勢神宮のような独特のつくりです。そして、圧倒されたのは、その参道です。本殿から正面、左右と、露店がびっしりと並んでおり、多くの人が飲んだり、食べたり、お参りしたりと華やかなのです。
多くの不便や葛藤がある福島で、桜を楽しんでいるのに、震災直後はともかく、東京で横並び的自粛をしているのは、事なかれ主義でしかないのかもと思いました。

21開成山大神宮
<開成山大神宮の表参道>

圧倒されつつ、最後の目的地であり、すごく楽しみにしてきた「源平団子」を買いに行きます。「源平旅館」がこの花見の時期からGWぐらいだけに売っている名物の花見団子で。いくら有名とはいえ、すぐに買えると思って行ったら、なんと店の外に20メートルぐらいの行列です。20分少々並んで買うことができました。
白河の「南湖だんご」もそうでしたが、こちらの団子は串にささっていないのが多いのですね。
ここの団子はすごいです。家に帰ってから開けましたが、団子にあんこがついているというよりも、あんこの中でだんごがたくさん泳いでいると感じです。あんこは甘すぎずぱくぱく食べられます。写真のだんごで500円です。
あんこ以外にも「ごま」や「ずんだ」などのいくつかの味がありました。

22源平旅館
<源平団子を買う行列>

23源平団子
24源平団子2
<源平団子>

これで、思い残すことなく郡山駅へ。JR郡山駅の右手に24階まである高い建物「ビッグアイ」があります。最後に高いところから郡山を見ようと、展望台に上がろうと思って行ったのですが、残念ながら地震の影響でやっていませんでした。4月中にはオープンする予定とのことでした。
代わりに寄って便利だなと思ったのが、6階の市民プラザです。郡山周辺の観光パンフなどが分かりやすく置いていました。来たらまずここに寄って情報収集をするのもいいでしょう。

25郡山ガイド
<郡山のガイド>

26郡山駅到着
<郡山駅到着>

自転車を袋にしまって、最後に駅で銘菓「ままどおる」と「三春かんのやのゆべし」を買って、新幹線で帰路につきました。

27ままどおるとゆべし
<ままどおるとゆべし>

新幹線は山形(山形新幹線は福島から開通)から東京に行く列車だったのですが、混み混みで、指定席の連結部分で人が一杯で、自転車を押さえながら、福島牛と福島のコシヒカリ「あさか舞」の駅弁「牛めし」を食べ食べ帰りました。
日帰りなので疲れましたが、楽しくたくさんの発見がある1日でした。

■まとめ
郡山も三春も、観光に行くのは問題ないです。三春は山を越えるので、途中の道が心配でしたが、まったく大丈夫でした。
新幹線も現在は福島まで走り、4月末ごろには新青森まで全線開通の予定です。(山形新幹線、秋田新幹線はすでに開通)また、東北本線もあと数日で全線開通らしいです。

三春町の桜、福島市の花見山から、青森県弘前城の桜まで、東北の多くの桜はちょうどこれからです。また、雪に埋もれていた山や高原を歩いたり、温泉に行くのもこれからいい時期です。

(実際に行く際は、宿泊施設は予約をしておき、観光施設などが決まっていれば事前に確認したほうがいいです。)

今回も行ってみて、気になっていた「実際はどうなんだろう」が少し分かりましたし、素晴らしい自然やうまいものに出会い、何人かの人とも言葉を交わしました。
そして、街全体に「がんばろう東北、がんばろう福島」という、粘り強い空気が流れているのを感じました。

太平洋岸など、復興に向けて困難があまりに大きい地域もありますが、それぞれの人のいろんな形での貢献が、東北全体の復興につながると思うので、私も継続して何かできたらと思います。

またまた長文になってしまいましたが、読んでいただきありがとうございました。
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コメント

ありがとうございます!
私は現在、東京に住んでいますが、白河の出身です。
「福島県白河に行ってきました」をたまたま読んで、本当にうれしくなりました。
ありがとうございます!

私は23日にいわきの友人を訪ね、24日に友人と一緒に三春の滝桜を見てきました。
福島県人でありながら、三春を訪ねるのは初めて。
滝桜はちょうど満開で、本当に見事でした!
例年に比べたら激減なのでしょうが、さすがに渋滞していて
約3キロ手前から車を降りて、歩くことにしました。
天気もよくて、歩くには気持ちよかったです。
やはり、県外ナンバーの車を見ると、嬉しくなりました。

山下さんは、自転車で移動しておられるのですね!
素晴らしいと思います。

GWは、東北をぐるぐる訪ねたいと思っています。
2011/04/26 23:20 | URL | 福島県人 #- [ Edit ]
郡山の住民です。
山下さん、素晴らしいですね。
福島の良いところをリポートしていただいて嬉しかったです。

東北復興のためにも、私もGW、ちょこっとどこかに行くつもりです。
今、桜が散ってきてしまいましたが春を楽しもうと思います。

「新菊島温泉」、4号線通るたびに気になってました!
今度行こうかなと思いました(^^)。
2011/04/28 10:59 | URL | saori #- [ Edit ]

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